2004年の日記

4月1日

 東宝ミュージカルのエリザベートを見に行ってきました。
チケット自体は前からとってたんですが、体調が微妙でぐずぐずと出発して、30分ほど遅刻してしまったのです。もう、なんてもったいない事してしまったんだろう!ミュージカルはあんまり見たことはないのですが、その中では一番、と思いました。
 トートとトートダンサーがセクシーでかっこよくて、ついつい目で追ってしまったり。ゴシック好きならトートとトートダンサー必見です!ちょうど、劇場に着いて中に入ったところで「最後のダンス」のシーンだったのです。…すみません。私、皇后エリザベートと(イギリス女王の)エリザベス1世を勘違いしてました。お芝居は予習していかないといけませんね。あと、見所は皇太子ルドルフが死(トート)に翻弄というか誘惑されるシーン。本当に現実の男同士か、と思うような色っぽさ。ちなみに私の見た回のトートは内野 聖陽、ルドルフはパク・トンハ。
 狂言回しであるルキーニも面白かったと思います。最初のシーンを見逃したので、あとからCDを聞いて分かったのですが、これって倒叙ものミステリーみたいな形式だったんですね。上演中は、どうしてルキーニが狂言回しなんだろう、とクエスチョンマークだらけでした。

 思わず、上演再録CDを買ってしまいました。それと、DVDが欲しかったのですが、東宝のミュージカルは基本的にDVDにしないそうです。
 で、確か、宝塚の演目にもエリザベートがあったはずだ。今回のエリザベートの演出もヅカの演出家だし、と思って、新宿まで行って宝塚グッズを扱っているお店で宝塚版のエリザベートのDVD衝動買い。4組分のエリザベートのDVDがあったんですが、今日のでエリザベート役をやっていた一路真輝がトートをやっている、96年雪組版。しかし、宝塚のDVD高いですねぇ。普通にミュージカル一回見られるぞ、この値段。

 そして、無謀な私は、トートのコスプレを思い立つのでした。衣装的にはそんなに難しくなさそう。ジャケットは上半身テールコート+下半身バイアスを使わないでフレアの前全開スカート、みたいな構造だし(ちょっとした歩くシーンなんかでふわっとひるがえってきれい)。問題は体型とメイク。そして大問題は身長。ヒールが20cmくらいあるブーツを探さないと。しかし、ただでさえ、他の人の後ろに写り込むと「顔がこわい」と言われる私が、化け物メイクして背後に写った日には心霊写真だろうなぁ。

 夜は、VOID(リンクページ参照)でエイプリルフールのイタズラをしてきました。久しぶりに無生物キャラクターを入れてみたり。普段から使っているPCにテールコートを着せたのは、もちろんトート閣下の影響です。

5月30日

 またまたえらく間が空いてしまいました。三日坊主にもなっていない…。
 あとで改めて日記を書き直して空いているところを補完したら、5月分は5月分で分けようとは思います。

 本日は、6/5に鎌倉の満福寺(腰越状(の下書き)があるお寺)で笛供養があるのですが、そのリハーサルでした。笛の供養の法要+龍笛を中心とした雅楽演奏+白拍子の歌舞という組み合わせは、笛→源義経、白拍子→静御前というところからなのだそうです。
 思ったよりもと言うか、想像していなかったような大規模になりそうで、あわあわしています。と言っても、私は笏拍子を打つだけなのですが。見た目だけはいっちょまえに装束つけてますけれど、舞が覚えられなくて拍子係に。でも、リハーサルで笛と合わせたら、タイミングが全然分からなくてわたわたと。とりあえず、笛の演奏を録音させてもらって、今週中になんとかせねば。いや、する。

 と言うわけで、一応宣伝なのでした。
 まあ、これだけ辺境でこれだけ更新が少なくて、で、これだけ直前で、というサイトをどれだけの人が見ているか、ということを考えると、宣伝効果はないに等しいとは思いますが。
 どうせ、すみっこにいるだけなんだから、麗々しく宣伝するなぞ、かえって恥ずかしい、と思っていたのですが、先日別な神社での奉納を見て考え方がちょっと変わったり。これは、見る価値がある、と。特に、先生の舞う、蓬莱山は必見。というわけで、こっそり宣伝。

7月17日〜7月18日〜7月19日 

 またえらく間があいてしまい(以下略)
 信じられない話を聞いて(見て)しまい。誰か嘘だと言ってー!

 IRCで、いろいろ話してました。ガセであって欲しいね、とか、もっと他にもやりようあったろうにね、とか。
 この普段出入りしているチャットはあくまで雑談チャットであり、ファンサイトでないので、ファンじゃない方には関係ないというかそういう話題で暗くなっているのはむしろ申し訳ない状態であったにもかかわらず、ファンでない人の、空気の読めてない発言や、楽観的に過ぎると思えるような理想論、はたまた今流行りの自己管理、自己責任の話にいらいらしてしまう。その人達が悪いわけではないことは分かってるのですが、どうにも神経を逆なでされているようで気分が悪いのはどうにもならず。八つ当たり気味。
 そして、あちこち探していたら、今度はアリスブルー休止のお知らせに、さらに落ち込むのでした。

 死因が肺塞栓なのならば、PaO2とPaCO2測定して、X線写真撮るとかして、肺塞栓と予測つけて、PCPS回してその間に詰まってるもの何とかするとか、そう言うことは出来なかったんだろうかとか、でも、血液酸素化にPCPSって多分保険通らないよね、とか、ぱっと見は呼吸不全だろうから、最初は酸素マスクとか人工呼吸器が選択肢になるだろうなとか、今更言っても仕方のないようなことを考えてみたり。

 公式情報が手に入らないのがもどかしく、本名と研究内容から論文を探して大学を見つけて、そこの訃報欄でもチェックしようかと思ったんですが、大学が見つからないし。ちゃんと、論文データベースに当たればいいのでしょうけれど、文系の論文データベースってどんなものがあるのかも知らないので、見つけようがない。

 その後、悠貴っちからとんでもないところから情報を見つけた、と教えてもらいました。
 WoD者なら知らぬ者はいない有名サイトのサイトオーナーの日記に、「サークルの先輩が亡くなった。」という話があって。話が符合するので大学はここだろうと見当をつけ、探してみるも、大学のサイトに訃報欄が見つからない。ついでに、あちこちリンク切れしてる。大きな大学なのになぁ。

 でも、全然関係ないところからいくつもぽろぽろ情報が漏れてきてるって事はやっぱり本当なんだろうか。嘘ついて得する人がいる状況とも思えないし。

 20日に公式情報が出る、という話があるので、今はとりあえずそれを待ちます。

7月20日

 公式発表、ありましたね。
 残念だったなぁ、と。
 死因は肺塞栓(肺梗塞と言う話もありました。どっち?)でした。すぐそれと判れば方法あったろうに、と思わないでもないですが、一般病棟だとまず見て判る所見は呼吸不全だろうから肺塞栓の治療と言う方には動かなかったのだろうな、とも。ICUだったらECG取って、血ガス取って、X線写真撮って、と確定診断も早かったかも知れないでしょうけれど、一般病棟にいたと言うことは回復期だったのでしょうし、ご本人も、周りの人も、病院の医療従事者の方にとっても、突発的な事態だったのでしょうね。
 イラストレーターさんのところに連絡が入ってからお亡くなりになるまで約2時間。せめて苦しんだ時間が少なくあって欲しい、と思います。

 これからが楽しみでした。パクリと言われているのは知ってましたが、キャラクター造形やストーリー展開は気に入ってましたし、言葉は悪いけれど、この作品で人気を稼いで踏み台にして、もっと大きな話を立ち上げて欲しい、と内心思ってました。

 まだ、書き足りないことがあったでしょうに。レイスになって戻ってきてでも、続きを書いて欲しい、取り憑く相手が必要だったら私に取り憑いてくれてもいいから、と思います。(Wraith:The Oblivionはルールを知らないので、レイスとしてそれが可能かどうかは知りませんが)申し訳ないとは思いますが、これからまだたくさん書かれたであろう作品を持ったまま亡くなられたというのが残念で、冥福を祈ることが出来ません。

8月20日

 オリンピックの男子アーチェリーで、山本選手が銀メダルでしたね。
 アーチェリー選手って、選手生命長いなぁ。(20年かけて銅メダルから銀メダルを取ったので)次は20年後に金メダルを取ります、とTVで答えていましたが、出来るといいですね(20年後じゃなくても)。
 山本選手は高校のアーチェリー部の監督なのだそうですが、3年生の主将の作った弦をアテネに持っていき、それで準優勝したと新聞にありました。これが単なる美談でなくて事実だったら、指導者としても優秀な人なんだろうなと思いました。道具を使う競技だったら、道具をメンテナンスしたり、ものによっては作ったり、と言うのも本気で競技していくためには必要なことだと思ってます。
 アーチェリーショップに行ったら弦でも矢でも出来上がった状態で販売しているし、使っているうちに矢の羽根や鏃や矢筈(あえて日本語で書いてますが)が取れたり壊れたりしてもショップで直してもらえると思います。
 でも、それを、人任せにしないで、自分で確実に把握し、納得の行くものを作る、というのはトップ選手になろうと思ったら大事なんじゃないかな、と。言い訳できない部分を増やすという意味で。

 そして、関係ないのですが、ここ5ヶ月ばかり、食欲が落ちまくっています。体重も減っています。体重が減ること自体は私にとっては喜ばしいことなのですが、こういう痩せ方をすると筋肉が痩せて相対的に体脂肪が上がり、体力が落ち、また、基礎代謝も減るので結果的に太りやすい体質になると言うことは知ってます。
 で、体脂肪、基礎代謝が出る体重計に乗ってみました。うがー。体脂肪、隠れ肥満な数値。基礎代謝、80歳のおばあさん並みの数値。年齢相応の基礎代謝より、1日当たり200kcalくらい少なくなってます。
 そろそろ涼しくなってきたし、少し運動しなければ、と思ったのでした。

9月15日

 以前だったら敬老の日ですね。どうして9/15が敬老の日になってたのかは知りませんが。
 まあ、ハッピーマンデーに移行できると言うことは、それほど強い意味のある日付の設定ではなかったのかも知れないなと思ってみたり。

 数日前に、ここしばらく、体調の悪さがピークで、もう、こうなったら医者ではなく神頼みだ、と易を見てもらったのです。
 すると、私には「金がない」そうです。お金がないのではなく(いや、潤沢なわけでもないですが)、生まれに全く金(五行の金ですね)が入らないのだそうです。で、対症療法としてはどうするかというと、金を身につける。純度が高い方がいいそうです、っておい。帰りがけにちょっとお店を見てみたら、今、普通に売ってるアクセサリー、ほとんどがK18では。K24にすると柔らかすぎて加工がしづらいので他の金属を混ぜて合金にすると聞いたことはありますが、ここまでほとんど売ってないとは…。
 しかし、金でまだよかったのかもしれません。火や水を身につけろとなったらどうするんでしょう?十数年前に流行った、エビアンボトルを四六時中下げるとか?白金懐炉をいつも火を入れた状態で持ち歩くとか?でも、白金懐炉だと同時に金と土も増えてしまいそうですけれど。

 で、金を身につける以外には何をするかというと、金の神様の力を借りなさい、ということで、鷲宮神社にお参りすることを進められました。酉の日が一番いいそうですが、まあ、普通の日でもいいでしょう、と言われて。
 でも、その後で調べてみたら、今日が酉の日だったのですね。そこで、母と一緒に鷲宮神社に行くことにしました。ちなみに、易の先生はついでに母の五行を調べてくれたのですが、母も全く金がない人でした。
 鷲宮神社に行くついでに、その近所に百観音温泉という温泉が数年前から湧いたそうなのでそこに立ち寄ることに。お清めしてからお参り、ということで。
 百観音温泉は割と強い泉質の温泉のようです。それの宣伝が館内のポスターにうるさいけれど、施設はいいし、料金も安いし、なかなかいいところでした。

 温泉に入って、食事をして、半分ぽーっとしつつ、メインイベント、鷲宮神社参り。
 なかなか広い神社でした。結構大きな神楽殿もありました。あれくらいあれば、四人舞も余裕あるよなあ、とつい思ってしまうキャパシティ。ここのお神楽は重要無形文化財だそうです。
 お参りをして、せっかく来たんだし、と、祈祷もお願いしました。祈祷内容の項目に金がないから増やして下さい、という項目は当然なく。聞いてみるのもあまりに怪しげなような気がしたので、身体健康を祈願することにしました。
 何故か先にお土産を渡されて、本殿(?)の隣のベンチとテントで作ってある待合いでしばらく待つように言われます。待合いに榊の扱い方が書いてあるので、それを見て頭に叩き込みつつ待っていましたが、思ったより待ち時間が長く、先にお土産の中身を見てみたら、お煎餅。何故お煎餅。普通、お守りとかくれるものなんじゃないだろうか?

 ご祈祷はかなり本格的なものでした。神主さんが太鼓を叩いて開式、大幣で祓ってもらって、神主さんが祝詞をあげて、巫女さんが舞を奉納して、で、祈願して、榊を捧げて、30分ほどで終わり。普通はもっと流れ作業なところが多いような気がしますが、丁寧なお宮でした。
 神主さんは狩衣(ここの決まった紋なのか、見たことのない紋でした。鳥(鷲?)が三羽で羽を広げているデザイン)、巫女さんは前天額に千早のフル装備。巫女さんが舞をするときは神主さんが横笛を吹き、神主さんの祈願の時には巫女さんが琴(和琴?)を弾いてくれます。
 ご祈祷が終わると、お札を授けてくれます。お煎餅は本当に、「参拝記念のお土産」だったようです。
 社務所で身につけるためのお守りも買って、お参り終了。笛を買いました。防犯ブザーでも買おうと思っていたところだったので、ちょうどいいな、と思って。

 いくつついでがあるんだと思いつつ、ガイドブックを見てついでに静御前のお墓が近所だというので行ってみたところ。なんと9/15が命日でした。
 いや、生没年未詳の人に命日もへったくれもあったもんじゃないと言えばそれまでですし、静御前のお墓と言われるものは全国にあるので、その伝説を伝えるもののうちの一つなのですが、偶然とは言えうれしかったです。
 駅からはすぐ近くですが、駅自体がそれほど大きくなく、お墓もお寺の中のお墓ではなく、商店街の手前にいきなりあるので、あまり知られてはいなさそうです。来年の大河ドラマの雑誌の切り抜きが、水場にありました。
 突発的に来てしまったので、お花もお線香もないのですが、とりあえず、手を合わせてお参り。御利益ありますように。鷲宮神社で「お礼参りには”遊び”を捧げます。」と(心の中で)約束してきてしまったこともあるし。

 自宅近くで、ツツミに寄るも、さて、何を買ったらいいものか。
 喜平のネックレスやブレスレットを普段使いにするような身分ではないですし、そもそもデザイン的にもあんまり好きではないし。普通のネックレスやチョーカーは、起きているときならともかく、寝ているときに着けられないので不便。首を絞めるか、チェーンを引きちぎるか、二つに一つなので。首まわりに何かが巻き付いているとリラックスできないようです。指輪は水に触ると気になってしまうので不可。ので、選択肢としてはピアスと言うことに。
 K18の、リングのピアスをメインに、2個買うと20%引きなので、もう一つ、翼のモチーフのフックのピアスも買いました。
 久々にピアスを着けたのと、リングのピアスのポストが結構太かったので着けるのに苦労しました。ひっかいてしまったか、耳たぶが熱を持ってます。

 

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